おわりに

 ★ホーム★  12動作検査の開始   40動作検査の開始 



 
  

bullet1 おわりに

最近よく、あなたの、その症状は身体の歪が原因です、聞かされます。「歪って何?」「身体の何処が歪んでいるの?」「歪って目で見えるの?」[歪の検査ってどうするの?]「歪の治療法は?」などなどの疑問が起こると思います。日本では約人口の8割かたの方が腰痛、肩こりの症状で悩んでいると言われていますが、それらの原因の一つに身体の歪があげられます。

身体は一つで全体を形作っている、動く物体です。全ての動作はお互いに複雑に、しかも巧妙に連動しながら全体として動いています。その一部位または全体が「正常に」作動しなくなった状態を運動系の歪として捉えます。

腰痛が単純に腰の歪が原因で起こるのみではなく、首や、足など全身にできた、いろいろな部位の歪が影響しあって、その腰痛やその他の不定愁訴も引き起こしている場合が多いのです。

各人の腰痛症状は同じようであっても、その人のライフスタイルの違いや、発生原因が異なっている事から、身体に発生した歪も異なると考えます。

一般に腰痛体操や矯正体操などがテレビや本などで紹介されていますが、個々の歪は皆同じではないのですから、あなたの症状に最適な矯正体操とは限りません。この検査を診断した結果、あなたの歪みに最適な矯正体操を先に紹介しましたが、こんな簡単な体操で本当に体の歪が治るのだろうかと思われるかも知れません。しかし、これらの矯正体操は身体の動きのシステムと正しい連動性を活用して編み出されました。体に発生した歪を矯正し、症状の回復をはかるとともに筋力を鍛えます。歪みは毎日の生活の中で発生するものです。何年もかかってできた身体の歪みは、一度や二度の矯正体操ですべて改善できるわけではありません。健康は日々小さな努力のつみかさねです。バランスの取れた身体を保つ為にも、あなた自身が全身で気持ちよく、楽な方向へ動き、無理をしないで、楽しむ気持ちで、この矯正体操を行うことをお勧めします。