5.危機管理へのアプローチ

例:自然災害の「津波」の場合
自然災害の「津波」の場合にも時系列(タイムライン)で @危機発生前 A警告期 B危機発生中 C移行中 D危機終了後に分けられます。どの時点でもあなたの「気力・知力・体力」が生命(いのち)と大きく関わってきます。一つでも(ゼロ)であると生命(いのち)を失うことになります。

以下は「ヒト・モノ・カネ・情報」の視点から表現してみました。但しインフラ・ストラクチャー(火・水・電気・情報通信網)はあまりダメージは受けていないものと想定した。
Stage 1 危機発生前(Pre-Crisis)



★ヒト: どれだけの "ヒト・人" を知ってますか?【友人・知人・家族・組織】(・沖縄市役所支援事業関係職員・ 沖縄市要介護者支援・日本防災士機構・ 日本防災士会)
★モノ: どれだけ災害への"モノ・物"の備えがありますか? 災害に対処する緊急時の身の回りの品も含みます。
★カネ: どれだけ必要な"カネ・資金"を持ってますか? 生活力を維持していますか?
★情報: どれだけ災害に対する"情報・知識・知恵"をお持ちです?
資料:(災害について・防災訓練について・ 震災時対応マニュアル・ 自主防災会活動・ 自治会自主防災だより)
Stage 2 警告期 (Warning)



★ヒト: どれだけの"ヒト・人"があなたの避難行動を支援できますか? 友人・知人・家族・組織】と連絡がとれましたか?
★モノ: 必要な"避難物資"が準備されていますか?携帯などの情報通信ができるものも含む
★カネ: 必要な"カネ・金銭"をお持ちですか?必要なものを購入するかもしれません。
★情報: いま何をすればいいか、どこに避難し、誰に支援をお願いするか?早めに"情報"を得て行動できる"知恵を体力"をお持ちですか?
特別警報(沖縄気象台)
Stage 3 危機発生中(Crisis)




★ヒト: どれだけの"ヒト・人"があなたと共に避難行動ができてますか、人数は十分ですか?
★モノ: 避難に必要な"支援機材・機器"の安全性が確保・準備されていますか?
★カネ: 必要な "資金力"を所持していますか?
★情報: 危機から逃れるため何をすればいいか、どこに避難すればいいか、瞬発的な"知恵・知識" を得ていますか?
( 地震・ 津波避難・ 地震と大雨)
Stage 4 移行中 (Transaction)



★ヒト: どれだけの"人材・組織力"があなたをサポートしに来てくださいましたか?
★モノ: 災害へ備えた必要な" 所持品"を避難所に持ってこれましたか?
★カネ: 緊急時に見合う"資金"を所持していますか?
★情報: 避難時でも冷静な"瞬発力・判断力・体力・知力・能力"をお持ちですか?
( 地震
・ 津波避難
・ 地震と大雨)
Stage 5 危機終了後 (Post-Crisis)



★ヒト: どれだけの"人材・組織"があなたの支援を継続的に行えますか?
★モノ: 長期滞在の物資"インフラ:火・水・電気"が十分に備えられていますか?
自宅は安全に戻れる状況にありますか?(避難所、仮設住宅)
★カネ: 長期滞在への"資金力"は大丈夫ですか?
★情報: 今後どうすればいいかの"判断力・知恵"がありますか?(・避難所)
